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LINTO日本語の校正と推敲

読めそうで読めない漢字 / 第23回

「続柄」は「ぞくがら」?「つづきがら」?読み方と意味を確認

「続柄を教えてください」と言われたとき、「つづきがら」と「ぞくがら」のどちらが正しいのか気になることがあります。基本の読みは「つづきがら」です。「ぞくがら」も使われる読みで、辞書では俗な読みとして扱われることがあります。

「続き柄」と書くと読みやすい

「続柄」は親族としての関係を表す言葉で、「続き柄」とも書きます。「続き」と「柄」に分ければ「つづきがら」と読めるはずです。普段の表記では「き」が省かれているため、「続」の音読みを当てたくなります。

改まった説明で自分が読むときは「つづきがら」を選べます。ただし、相手の「ぞくがら」から関係が変わるわけではありません。「ぞくがらだから親戚以外を指す」などの意味の区別はありません。

「あなたとの続柄」は誰を基準にする?

もう一つ気を付けたいのは、関係を見る向きです。自分の父の名前について「あなたとの続柄」と尋ねられたら、父は自分から見て「父」です。父から見た自分の「子」とは向きが違います。

記入する人:花子さん。名前を書く相手:花子さんの母。質問:あなたとの続柄。

この例で確かめられている関係は「母」です。ただし、実際の書類には「世帯主との続柄」など、別の人を基準にした欄もあります。見慣れた欄だからと、質問を読まずに同じ答えを書くと取り違えます。

「続柄」は難しい制度名というより、親族としてどうつながるかを尋ねる言葉です。音読なら「つづきがら」、意味を確かめるなら「誰から見て、誰がどういう関係か」。この二つを分けて押さえると、会話でも書類でも混乱しにくくなります。

参考:用語の解説

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